dadalizerの雑ソウ記

思ったことや感じたことを書き下し自分の中で消化するブログ

TV killed movie car

「インド旅する銀幕の映画館」

アナプの家は3代続く「移動映画館」。映写機は85年間、トラックは75年間使い続けた年代物だ。アナブは名門大学を卒業したエリート。別の職業を選ぶ事もできたが、映画が好きで、上映会で喜ぶお客さんが好きで、皆で映画を共有する空気感が好きなのでこの家業を継いだ。しかし地方では欠かせなかった移動映画館も今や風前のともし火。全くもうけにならない家業をこれ以上続けられるのか。インドの変化を移動映画館から見つめる

インドの移動映画館のドキュメンタリー。再放送ではあるんですが、ものすごく演出過剰で笑ってしまいました。最終的に移動映画館を廃業することになりアナプが「ジ・エンドです」と言った直後から流れる感動げな音楽の演出。映画の看板の前から人が消えていく演出。「廃れたのはなぜか」という問いに対して「テレビがあるからだと思う」という発言をテレビで流すというバツの悪さ。NHKの編集スタッフはどう思ったのだろうか。まあこれを映画館で流されてもそれはそれで困るのだけれど、なんというかモヤモヤする。

インド映画といえば最近は「バーフバリ」がかなーりカルト的人気を博していますが、大幅カットされているということと前作をまだ観ていないということもあって「バーフバリ」は観に行ってないのですが、正直観たいよー。

 

あと「オリバー・ストーン オン プーチン」っていうオリバー・ストーンプーチンに取材したドキュメントもやっていたんですが、少なくともNHKで放送されていたものを見る限りでは完全にオリバー・ストーンプーチンにあしらわれていましたな。ああ言えば上祐といった感じでのらりくらりと躱されていて、結局のところプーチンの強権さを証明してしまっているような感じに。